歯列矯正カウンセリング巡りPart3（4院分） – レアノアライフ矯正日記vol.4

歯列矯正においてとっても重要なのが 病院選び 。
基本的にはカウンセリングを経て病院を決めると思います。

本記事は、そんな矯正カウンセリングの実体験レポート。

本記事を読むと、
初回のカウンセリングではどういったお話をするのか
自分はカウンセリングでどんなことを聞けばいいのか
このあたりの具体的なイメージが沸くはずです(^^)/

一個人の備忘録的なレポですが、1つでも参考になる内容があったら嬉しいです*･゜

ちなみに本記事は、歯列矯正カウンセリング記事のPart3です。

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都心の矯正歯科　G院

こちらはかなり人気で口コミ数も多い歯科医院です。

カウンセリング概要

カウンセリング料金は無料でした。

精密検査を受けない限り治療について聞くことができず、カウンセリングは10分足らずで終わりました。

ただ、金属アレルギーでもこちらの医院で治療してもらえるようでした。
※矯正器具も精密検査の結果を見て検討するため、具体的な金属アレルギー対応についてはわからず。

顎関節症について

顎関節症については、口の開け閉めの状態をしっかり診てお話してもらえました。

そして、今までのカウンセリングで多かった『痛くないなら気にしなくていい論』ではなく、『顎が壊れているので治療しないと』とはっきり言われました。

ここに決めなかった理由

この歯科医院に決めなかった決定的な理由は、ドクターとの相性です。

カウンセリングの概要にも書ききれないほどの肩書をお持ちのドクターにカウンセリングしてもらえたのは良かったのですが、聞きたいことが聞けず、こちらが恐縮してしまう雰囲気…

とても人気で院内が混みあっていることもあり、どうしても短期間で客を捌いているという印象を受けてしまいました。

顎関節症に関してはしっかり診てもらえて説得力もあったので、そのポイントのみでしばらく検討はしていたのですが、やはり言いたいことを言える環境は大切だと思ったので、この歯科医院には決めませんでした。

都心の矯正歯科　H院

最新のデジタル技術を取り入れた歯科医院です。

外科手術を伴わない短期間での治療が可能なデジタル矯正システムに期待大。

まして顎関節学会の専門医ということで超有力候補でした。

カウンセリング概要

カウンセリング料金は無料でした。

カウンセリングで感動したのは3Dで頭蓋骨まで入るレントゲン。

また特徴的だったのが、矯正歯科ですが自費で虫歯治療が可能であるということ。一般歯科での治療も可能で、その場合は紹介状を書いてもらえるようです。

治療について＜詳細＞

抜歯はそれぞれ4番か5番。下の抜歯を5番にするなら、上も合わせて5番にするかもしれないとのこと。（4番抜歯が一般的ですが、下の5番が左右ともに変な形なので）

あと今回のカウンセリングで初めて聞いたのですが、私の左上4番は隣の犬歯を抜歯しているため見た目が少し不自然になっていて、この見た目をよくすることはできるのか尋ねると、向きを変えれば4番も犬歯のように見えるため可能であると教えてもらいました。

ただ悲しいことに、口元は引っ込まないと言われました。左上3番を抜歯しているにも関わらず、現時点で左右が割と対象（若干は左ズレ）。ということは、右上を抜歯し口元を下げようとすると中心が右にずれてしまうことが考えられるからみたいです。

治療の流れは以下の通り。

1. 精密検査
2. 親知らず抜歯
3. 右上1本抜歯
4. 上に器具がつく（早くて精密検査2か月後）
5. 下2本抜歯
6. 下に装置がつく

無料カウンセリングの時点で、かなり具体的に教えてもらえました。

金属アレルギーについて＜詳細＞

ワイヤーとマウスピース、どちらでも治療可能だが、金属アレルギーであればマウスピースを推奨するとのこと。

ワイヤーはベータチタンの取り扱い有。しかし現在純チタン製のワイヤーは製造しておらず、ベータチタンでも若干ニッケルは入っているそう。

ただ抜歯後すぐはニッケル入りのワイヤーでがっつり歯を動かす必要があるため、ベータチタンのワイヤーを使うならその後になるようです。

ワイヤー矯正中に金属アレルギーが発症した場合、マウスピース矯正に切り替えることも可能（追加35万円）。

ただ今までの患者で、ワイヤー矯正で金属アレルギーを発症した人はいないみたいです。

顎関節症について

矯正をしても治らないが、痛くないならば問題ないと言われました。

ここに決めなかった理由

この歯科医院に決めなかった理由は、以下の4点です。

• 治療期間が想像以上に長かった
• ホワイトワイヤーの取り扱い無し
• ドクターとの相性がイマイチ
• アクセスが若干不便

デジタル矯正システムによる短期治療を期待してこちらのカウンセリングを受けたのですが、私の場合は治療期間は2年から2年半かかるようで、他の医院で提示される期間と変わらない結果に…

ホワイトワイヤーの取り扱いがなかったのは想定外で、こちらも残念。

ドクターは、優しくて聞いたこと全てにしっかり答えてくれて信頼感はあったのですが、寄り添ってくれる感じはありませんでした。どこか他人行儀で少し冷たい雰囲気を感じました。

また、カウンセリングではレントゲンや写真を診るのみで、実際の口元は診てもらえませんでした（終始マスク着用）。噛み合わせもデジタルデータで確認するのみ。データでわかるとはいえ、今までのカウンセリングで口元を診ないところはなかったので、「ここで治療をしてもらいたい」という思いにはなりませんでした。

治療について具体的に聞けたのはよかったですが、残念な点が多くカウンセリング後すぐに候補から外れました。

期待が大きかった分とても残念で、「もう私病院決まらないんじゃないか…」と結構落ち込みました(´･ω･｀)

地元の矯正歯科　J院

カウンセリング1院目の一般歯科D院（定期検診でお世話になっているところ）の院長に紹介してもらった歯科医院です。

アクセスがイマイチなので最初はこのJ院の紹介を希望しなかったのですが、先ほどのH院のカウンセリングを受け、やっぱり紹介してもらうことにしました。

カウンセリング概要

カウンセリング料金は2,200円（税込）でした。

矯正装置の料金形態が特徴的で、片顎単位でブラケットやワイヤーの色を変えることができました。

見えにくい下顎はクリアブラケット、見えやすい上顎はセラミックブラケットにするなど工夫ができるみたいです。クリアブラケットはワイヤーを通す部分が透けるため、白のセラミックブラケットの方がより目立たないそう。

治療について＜詳細＞

抜歯については紹介元のD院と同じ意見。

抜歯により口元を下げることも可能と言われました。

そして7院目にして初めてアンカースクリューの話が出ました。

アンカースクリューとは

アンカースクリューは、歯茎に埋め込むネジのようなものらしい（インプラント）。

アンカースクリューを使用する最大のメリットは、治療期間を短縮できる可能性が高いこと。

反対にデメリットは、歯茎にネジのようなものを埋め込むので少し怖いということと、取れてしまうリスクがあること。

取れてしまった場合は、また打ってもらうことになるみたい。

金属アレルギーについて＜詳細＞

ニッケルの入っていないワイヤー（シルバー）の取り扱いがありました。

ニッケル配合のホワイトワイヤーで治療を始め、途中で金属アレルギーが発症したらニッケルの入っていないワイヤーに変えることも可能。

反対に、マスク生活の今はニッケルの入っていないシルバーのワイヤーで治療を始め、マスク生活が終わった頃にホワイトワイヤーへ変更することも可能でした（ホワイトワイヤーにするタイミングで加算料金支払い）。

顎関節症について

矯正治療により治る保証はないが、噛む際に顎の位置を迷うことはなくなると言われました。

ここに決めなかった理由

この歯科医院に決めなかった理由はこちら。

• 最終的に決めたドクターがとてもよかった
• 顎関節症に関する見解は100％満足というわけではなかった

正直、カウンセリングが終わったとき「ここにするだろう」と思いました。

あと2か所のカウンセリングが残っていたので、ひとまずはステイ。

初めてしっくりくる医院に巡り会えたので、心の中にはだいぶ余裕ができました。

地元の矯正歯科　P院

6院目H院のカウンセリング後、医院が決まらないのではないかと先行きが不安になった際、J院と同じタイミングで予約した歯科医院です。

カウンセリング概要

まさかの、カウンセリングは衛生士さんで、ドクターは医院にいませんでした。カウンセリングは主にヒアリングと料金の提示のみ。

精密検査後、初めてドクターに会えるみたいです。

料金は他の医院と比べ段違いで安かったです。

月々の処置料は保険が適用され1000円程度とかなり魅力的。虫歯の治療、歯石除去をしてくれて、その月々によって料金は前後するよう。

ただ衛生士さんによる本格的なクリーニングは5,000円と、他の医院と変わらず。こちらのクリーニングをする場合は矯正治療とは別日に予約が必要とのことでした。（顎関節症予防のため）

金属アレルギーについて＜詳細＞

ニッケルの入っていないワイヤーの取り扱いはなく、金属アレルギーであればマウスピースの治療になるとのこと。

ただドクターに診てもらっていないので、私がマウスピース矯正に適しているのかは不明。

顎関節症について

顎関節症の症状があると衛生士さんに伝えると、MRIを撮ることを推奨されました。

ここに決めなかった理由

この歯科医院に決めなかった理由は、カウンセリングでドクターに会えず何もわからなかったからです。

7院目のJ院の方が良かったので、すぐに選択肢から外れました。

こうして8院目までのカウンセリングは終了し、7院目のJ院でほぼ確定かなぁといった感じ。

この後もう1か所カウンセリングが残っていたので、そのカウンセリングを受け7院目か9院目にしようと思いました。