卵巣のう腫の手術の翌日は、通常の生活に戻るために頑張りました。
この記事は前回の続きです。
これから卵巣のう腫の手術を控えている方に、少しでも参考になる内容があれば幸いです。
術後1日目(入院3日目)
親切な看護師さんのお陰で、結構ぐっすり寝ていたわたし。
看護師さんが夜の巡回で声をかけてくれても、50%くらいの割合で無反応で爆睡だったらしい(笑)
6:00 起床
リハビリ開始
ガスが出る
18:30 夕食
21:00 病棟消灯
「ガスが出る」スケジュールとは…
リハビリ開始
翌朝には酸素計などの器具や管(何かわかんないようなやつも)がいろいろ外れ、10時くらいから早速リハビリスタート。
このくらいから、水を飲む許可もおりました
- 歩けるようにならないと尿管カテーテルが外せない
- 歩かないと腸が動かないので、ガスが出ない
- ガスが出ない限り、食事ができない
言うまでもなく、早く歩けるに越したことはない状況。
ただ、看護師さんには『無理に今日歩けなくても、ゆっくりわたしのペースでいいよ』って言ってもらいました。
術後初めて歩くときに結構吐き気がくることが多いと聞いていたので、割とびびりながらではありましたが Let’sリハビリ。
まずは「座る」を目標に、ベットから身体を起こしました。
ゆっくりゆっくり、看護師さんに手伝ってもらいながらなんとか座ることができました。
でもあばら骨あたりが痛くなって、少し息苦しい感じ。
このまま立とうとしたのですが、息があがってしまって、呼吸を立て直そうとしたのですが、看護師さんが『一回休もう』と言ってくれて、一回戦は座るだけで終了。
それでも『座れただけですごいよ!大丈夫!』と言ってくれました、やっぱ優しい看護師さん…
昨日の看護師さんと違う方だったのですが、この方もとても優しかった
とりあえず座れたということで、ふくらはぎについたマッサージ器は外されました(本来であれば、歩けるようになったら外されるみたい)。
『午後に来るからまた頑張ろうね!』
『もし今なら立てそう!歩けそう!って思ったらナースコール押してね!』
と言ってくれて、看護師さんは戻りました。
最初は、歩けるようになって尿管カテーテルが外れたら毎回歩いてトイレに行かないといけないし、わたしはトイレ近めなタイプということもあり、頻繁に歩いてトイレ行くのも大変そうだなーと、リハビリモチベは低めでした。
この頃には尿管カテーテルの違和感にも割と慣れていて(笑)
あと、安静にしてた方が体調も復活しやすいんじゃないか?って思ってました。
でも看護師さんに、動いた方が術後の回復が早いと聞いて、それなら早く歩けるようになって、早く回復したいぞ…?と思うように。
歩けるように…!
動いた方が回復が早いと聞いてから早く歩きたくなって(単純)、勝手にリハビリ二回戦スタート。
自分一人でまず座ってみようと思って、ベットのリクライニングを駆使して座ってみました。
すると、さっきみたいに息が上がることなく、座ることができました。
自分一人ということもあり、気楽に自分のペースでかなりゆっくり座って、座った状態のまましばらく待機。
あれ、歩けそうじゃない??
ちょっと試してみたいなって思って、ナースコールで看護師さんを呼びました。
そして看護師さんに見守ってもらいながら、ゆっくり立ってみると、
立てた!!
そしてそのまま部屋の中を歩いてみました。
看護師さんが、『このままナースステーションまで行ってみよう!』と後押ししてくれて、一緒にゆっくり50Mほど歩きました。
歩きはじめても吐き気とかも全くなく、体調が悪くなることなく無事に歩くことができました。わーい!!!
尿管カテーテルが外れた
お昼前には歩けるようになり、トイレに行くことができるため尿管カテーテルが外されました。
割と慣れてきていたとはいえ、外れるとやっぱり超快適。
一気に身動きが取りやすくなりました。
頑張って歩けるようになってよかった
カテーテルを外してもらうときは、嫌な感じの違和感は一瞬あるものの、痛さはなくすぐ取れました。
外れた後1回目のお手洗いは、ちょっと痛むのかなーと不安でしたが、全く痛くなくいつも通りでした(^^)/
人生初 ガスが出て喜ばれる
尿管カテーテルに続きガスという、汚い話ばかりですみません(笑)
理由は忘れたのですが、わたしは術後ガスが出ない限り食事が取れませんでした。
手術によるものか、腹腔鏡によるものか、全身麻酔によるものか、全然違う要因か、忘れてしまいましたが(そもそもちゃんと聞いてなかった)、とりあえずガスを出さないといけませんでした(笑)
ただ、リハビリのモチベが最初低かったときと同様、ガスモチベも割と低め。
点滴で栄養は入ってきてるしそこまで腹ペコというわけでもないし、ガスを出したい!早くご飯食べたい!とは思ってなかったです。
流れに身をまかせるかって感じ
でも、意外とすぐ出そうになったのでちょっと頑張って出しました(笑)
これでいいのか…?これじゃまだダメなんじゃないか…?ってくらいの感じだったので、看護師さんに聞いてみたら、『最初からそんながっつり出る人はいないよ~!少しで全然OKだよ!!』と言ってくれました。
術後1日目のこの日、看護師さんは部屋に来るたびにお手洗いの回数とガスの有無を聞いてくれていたので、ガスが出たというと『すごい!よかった!!』と喜んでくれました(^^)/
人生でガスを喜んでもらったのは初めてよ(笑)
ちょうどこの報告をしたのが夕方17時くらいだったので、『夕食出せるけどどうする?』と聞かれました。
お腹が空いていたわけではありませんでしたが、用意してもらえたら食べれそうな感じではあったので、出してもらうことにしました。
食事の開始も早い方が回復も早そうだなぁと思って
『ちょっとでもいいから、食べれそうな分食べてみてね』と言われました(^^)/
術後初ごはん
予定表には、術後2日目くらいに食事開始(排ガス後)と書いてあったのですが、早めにガスが出たので術後1日目の夕食から食事復活。
お粥以外は、通常通りなおかず。
美味しく完食しました(^^)/
ただ食事をしていると、なんか胃がポコポコ鳴っているような感じがして少し気になりました。
食事前も、あばら骨あたりの痛さはあったのですが(気腹痛)、胃がポコポコ鳴っている感覚はありませんでした。
なので看護師さんが食器を引き取りに来てくれたときに伝えて、様子を確認してもらいました。
手をあてて『これか…』と、私の語彙力の無さでもわかってもらえました。
ポコポコ鳴ってる感じがする…としか言いようがわからなかった(笑)
でも特に緊急を要する症状ではなく、『明日になっても治らなかったらまた教えて』と言われました。
手術翌日は、無事に歩けるようになり、食事も取れるようになり、とりあえずミッションはクリアといった感じです(^^)/